こんにちは!
愛媛県(主に松山市近郊,今治市,西条市,新居浜市)を中心に保険の代理店で営業活動をしているサイト運営者の山田と申します。
この記事はこんな方向けの記事です。
生命保険に付帯されてるセカンドオピニオンてなんだろう??
どういうサービス??
多くの生命保険会社の商品にはセカンドオピニオンのサービスが付帯されています!
でも売り手である営業さんがあまり説明しないので、
セカンドオピニオンサービスなんかあるの??ってお客様が多いです。
このセカンドオピニオンサービスって凄い良くて、
生命保険に加入してるなら是非知っておいた方がいいものなので、
今回の記事では生命保険会社が付帯するセカンドオピニオンサービスについての詳細を解説します!
はじめに(セカンドオピニオンとは何か?)
セカンドオピニオンは直訳すると”第二の意見”という訳すことができ、
現在治療を受けている担当医ではない、
別の違う医療機関の医師に第二の意見を聞くことをセカンドオピニオンと言います。
セカンドオピニオンが必要な2つの理由
(1)治療後の生活の質(QOL)を低下させないため
大腸がんの例「肛門はあきらめてください」と言われたが、、
Aさんは大病院で大腸ガンと診断され、
医師からは「肛門はあきらめてください」と宣告されました。
直径2.5センチの早期がんが、肛門から5センチの直腸下部にありました。
Aさんは人口肛門での生活を想像したら戸惑いがありました。
看護師さんからも「命と肛門とどっちが大切ですか?」と。。。
直腸がんは肛門を切除して人口肛門をつけるのが一般的でしたが、
肛門とガンの距離が近い場合、判断は病院によって分かれます。
セカンドオピニオンで相談をしたら、
「大丈夫!肛門は残せますよ!」
これはセカンドオピニオンの説明をする際によく使われる実例です。
治療をする際はその後の生活の質を考えて、
治療法を選ぶことは凄い大事です!!
(2)自分の症状に最もふさわしい治療法をたどり着ける可能性がある。
納得の医療を受けるために必要なことは下記3つです。
- 治療法の選択
- 病院の選択
- 医師の選択
セカンドオピニオンを使うと、
その症状や各分野の専門医を紹介してもらうことができ、
自分の症状に最もふさわしい治療方法にたどり着ける可能性が高いです。
また、治療には不安が伴いますが、
他の医師の意見を聞くだけでも、安心感が増すと思います。
日本の医療の問題点(医療格差と治療法の多様化)
医療格差
医療格差には下記の4つの格差があります。
- 地域格差
⇒医師や病院の偏在による格差 - 医療機関格差
⇒治療実績・成績による格差 - 医師格差
⇒専門分野や技術による格差 - 経済格差
⇒高度化する医療と高額な医療費
難しい問題ではありますが、住む地域によって受けられる医療の格差はやっぱりあります。
治療法の多様化
治療法も病院によって多様化しており、
例えば前述した大腸がんの事例で考えると、
病院によって肛門温存率が90%と高い肛門温存率の病院もあれば、
温存率が低めの50%の病院もあったりします。
もし大きな病気になると、
どういう治療法があるのかを素人が調べるのは正直難しいですよね。
情報がたくさんある時代ですが、
QOLの低下をさせないため、自分の症状にあった治療をするためには、
セカンドオピニオンサービスそれらの問題を解決するために、
凄い理にかなったサービスでもあります。
生命保険の付帯されてるセカンドオピニオンサービスの概要
多くの生命保険のセカンドオピニオンサービスは、
T-PECという会社と提携してるものが多いです。
公式サイトのリンクを貼っておきますので、
お手透きな時にご査収ください!
1.電話健康相談サービス
24時間電話健康サービス
医師、保健師、看護師などの経験豊かな相談スタッフが、
24時間年中無休体制で健康・医療・介護・育児・メンタルヘルスに
関する相談を電話で受けれます。
医療関連情報提供サービス
豊富な医療関連データから、
「医療機関情報」「診療に関する情報」「専門医情報」など、
色んなニーズに応えて医療機関の情報を提供してもらえます。
2.ベストホスピタルネットワークサービス※これが大事です!
セカンドオピニオンサービス
日本を代表する各専門分野の総合相談医との面談を通じ、
より良い医療を選択するために、
現在の診断に対する見解や今後の治療方針・方法等について意見を聞くことができます。
優秀専門臨床医を紹介してくれます。
受信手配・紹介サービス
主治医のもとでは対応できない治療法や手術が必要になった場合に、
手配・紹介先の医療機関にその専門分野の医師が在籍してるかどうかを調べ、
治療が可能な場合に受信の手配や紹介をしてくれます。
上記が主なサービス内容になります。
セカンドオピニオンだけではなく、健康や医療に関しての相談ができるので、
気になった症状が出てきたり、不安なことがあれば相談してみるのも良いと思います。
サービスの利用条件
長くなってしまってすいません。
最後にセカンドオピニオンサービスを受けられる条件について解説します。
セカンドオピニオン利用条件
利用対象者 | 被保険者 (電話相談サービスは契約者や家族でも可) |
利用時間 | 月~土 9:00~18:00 (日・祝日・12/31~1/3を除く) |
利用回数 | 同一病名の場合は年1回 |
被保険者が入院中の場合 | 家族が代理でサービスの利用可 |
※病名が判明していること | ファーストオピニオンで病名が判明してることが 前提条件になります。 |
セカンドオピニオンで対応ができないもの
下記はセカンドオピニオンで対応ができないものです。
- 入院・転院を目的とした相談
- 医療過誤・裁判係争中に関する相談
- 交通事故に起因する相談
- 既に終了している治療に対しての相談
- 救急に関するご要望など
上記が主な相談できないものになります。
原則入院をしていないというのは条件にはなるので、
”保険にはこういうサービスがある”というのを頭に入れて頂いて、
早い段階でセカンドオピニオンを受けた方が良いです!!
まとめ
本来セカンドオピニオンのサービスを民間で受ける場合、
一般的には保険適用外で有料になります。
保険のセカンドオピニオンであれば、
数千円の医療保険でも使えるサービスなので、
これから保険を選ぶ際にセカンドオピニオンがあるかどうかを確認してみてください。
何かあった時のために加入するのが保険ですが、
何かあった時にセカンドオピニオンサービスがある!っていうのを知ってるだけで、
今後の人生の役に立つと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!!