こんにちは!
愛媛県(主に松山市近郊,今治市,西条市,新居浜市)を中心に保険の代理店で営業活動をしているサイト運営者の山田と申します。
日本には42社の生命保険会社があります。
色んな種類の保険商品があり、
選択肢が多くて何が良いかどうかわからないですよね!
とは言っても、死亡保障の基本的な保険の形(種類)はどこの保険会社も一緒で、
今回の記事では死亡保障の基礎である保険の種類を解説していきます。
死亡保障保険の種類5種
死亡保障は大きくわけると定期保険、終身保険、養老保険の3種類とは言われますが、
今回の記事では定期保険と終身保険が組み合わさった定期特約付き終身保険と、
定期保険の一種であるが少し変わった形をしてる収入保障保険について解説をします。
1.定期保険
定期保険のイメージ図(クリックで拡大)
定期保険は読んで字のごとく期間を決め、
期間内に起こった万一時に保障をする保険になります。
こんな特徴があります。
- 基本は掛け捨て保険。解約してもお金が戻ってこない。
- 保険料が安く、大きな保障が得れる。
- 更新をすると保険料があがる。
- 家計的に保険料を抑えたい。子供が学校を卒業するまでの期間は保障を得たい。
- 2人目の誕生で一定期間だけ保障を上乗せしたい。
などです。
多くはライフプランを設計する上で、
万一の時の子供の生活費や学費に対して一定期間の保障を目的として、
加入されるケースが多いです。
2.終身保険
一般的な終身保険のイメージ図(クリックで拡大)
終身保険は一生涯の保険で、身が終わるまで保障をする保険になります。
また終身保険には低解約返戻金タイプ、積立利率変動タイプなど色んな種類がありますが、
ここでは一般的な終身保険の特長を解説しています!
終身保険の特長は下記です。
- 保険料が少しお高め。
- 途中で解約しない限り、一生涯の保障がある。
- 貯蓄性が備わっており、解約返戻金が支払った保険料以上に返ってくることもある。
- 保険料が一定で変わらない。
- 一定期間保障を必要とするが、
保障を使わなかった時に払い込んだ保険料が返ってきて欲しい方。 - お墓や葬儀などの最終整理資金の準備のため、
一生涯の保障を必要とする方。 - 次世代へ資産を遺す。
(相続税の対策としても活用できる)
終身保険は貯蓄と保障のバランスがとれた保険です。
男性は64歳、女性は72歳までに10人に1人が亡くなると言われています。
万一の時の保障を確保しつつ、保障を使わなかった時に貯蓄として、
老後のための資産形成がしていける良い保険です。
3.養老保険
養老保険のイメージ図(クリックで拡大)
養老保険は定期保険のように一定期間の保障は確保しつつ、
貯蓄性が備わっており、満期時に死亡保険金と同等額の満期保険金(生存保険金)が受け取れます。
終身保険も解約返戻金を活用することで貯蓄と保障のバランスがとれますが、
養老保険も同様に貯蓄と保障のバランスがとれた保険です。
考え方としては最初に貯蓄額を決め、万一の場合目標としていた貯蓄額が保険金として支払われるといった考え方をするとよいでしょう。
養老保険の特長は下記です。
- 大きな保障が必要の場合、保険料が高くなる。
- 保険期間は一定で更新がない。
- 保険料は一定
- 3つの保険の中では一番貯蓄性が高い保険
- 貯蓄も保障もしたい方
- 毎月決まった額を教育資金として積み立てていきたい方
- 老後の資金を準備したい方
- 退職金の準備をしたい方(法人様向け)
養老保険は、定期保険、終身保険の3つの基本となる保険のなかで、
もっとも貯蓄性のある保険です。
そのため死亡保障よりも貯蓄を目的として加入するのが基本です。
加入するときには満期保険金の返戻率が何%になるのかを確認するのがポイントです!
最近では投資信託のように保険料を積極的に運用をする変額タイプの養老保険も増えてます。
4.定期特約付き終身保険
定期特約付き終身保険のイメージ図(クリックで拡大)
定期特約付き終身保険は主契約となる終身保険に特約として定期保険を上乗せした保険です。
国内の大手生命保険会社が主力として販売されている保険です。
定期特約付き終身保険はこんな特長があります。
- 医療保障なども特約として付加できる。
- 定期保険や医療保障は一定の年齢で更新ができなくなる。
- 一つの保険で死亡や医療などオールインワンでが保障ができる。
- 子供が学生の間などで一定期間高額な保障を必要とするとき
- 複数の生命保険加入が面倒くさい。一つの保険で全て揃えたい方
- 更新があることでライフプランに応じて保障を見直したい方
定期特約付き終身保険はライフプランに応じて定期部分を都度最適な条件で見直すことができれば、
商品特性を生かした保険設計ができます。
ただ、更新時に保障内容をそのまま維持して継続すると保険料があがるので、
多くの方は更新時に保障を削って保険料を抑えて更新していくケースが多いです。
また、個人的な意見としては一つの保険で全てに備えるより、
リスクごとに複数の商品を組み合わせた方が、
シンプルでメリットもあるのでおすすめです!
収入保障保険
収入保障保険のイメージ図(クリックで拡大)
収入保障保険は従来のまとまった保険金を一括で受け取る定期保険とは違って、
まとまった保険金を給料のように月々で給付される保険です。
給料のように毎月一定金額が給付されるので、一度に高額なお金を手にするよりも、
月々の生活設計がしやすいというメリットがあります。
収入保障保険はこんな特徴があります。
- 定期保険なので保険料が安い。
- 毎月決まった金額が給付される。
- 遺族年金と組み合わせることで、遺族に十分な保障を残すことができる。
(設計がしやすい)
- 遺された遺族の生活費の保障分をカバーしたい。
- 子供が独立するまでの生活費を確保したい。
- 障害を負って働けなくなった時にも備えたい。
収入保障保険は遺族の必要な保障額も時間の経過とともに少なくなっていくものなので、
それに合わした設計が可能で理にかなった仕組みといえます。
遺族年金などと組み合わせることで、遺族の生活費のカバーがしやすく、
これはぼくもよくオススメする今人気の掛け捨て保険です!
また遺族年金についてはこちらを参考にしてみて下さい!
こんにちは! 愛媛県(主に松山市近郊,今治市,西条市,新居浜市)を中心に保険の代理店で営業活動をしているサイト運営者の山田と申します。 もし一家の大黒柱であるあなた様が万一の時の備えを考えるときに、 公的保障である遺族年金[…]
まとめ
保険の本来の目的はめったに起こらないけど、
それが起こった時に失った人や物の価値を経済的な損失から守るためです!
特に死亡保障は経済的な損失と同時に遺族は精神的負担も負います。
ただ、少なくとも保険にはそこから前に向いていける力が備わっていると思います。
保険はいろんな種類がありますが、
これらの特長をなんとなくでも理解するだけで、
合う合わないがなんとなくイメージできるかな、と思います。
参考になりましたら嬉しいです!
ここまで見て頂いてありがとうございました!!