こんにちは!
現役の保険代理店で募集活動している山田と申します。
最近では、著名人ががんを患ったというニュースを耳にする機会が増えました。
筆者は経済評論家の森永卓郎さんが好きだったので、すい臓がんで亡くなられたニュースには辛かった。。
その一方で、有名人の方が自由診療(保険適用外の治療)を受けているという情報もSNSなどでよく見かけます。
中には「毎月100万円以上かかる治療を受けている」といった話もあり、
一般の私たちにとっては到底手が出せない金額が現実に存在します。
そこで今注目されているのが「自由診療特約」。
一部の保険会社が、がん保険にこの特約を付けられる商品を提供し始めており、
うまく活用すれば“庶民”でも自由診療を受けられる時代が来つつあります。
今回は、この自由診療特約の特徴・メリット・注意点について、できるだけわかりやすく解説していきます。
自由診療とは?保険外診療の実態
「自由診療」とは、公的医療保険が適用されない治療全般を指します。たとえば、以下のような治療法が該当します。
- 免疫療法
- 陽子線・重粒子線治療
- 未承認薬の投与
これらの治療は先進的である反面、高額になりがちです。
「先進医療特約」と混同されがちですが、両者には明確な違いがあります。
- 先進医療:厚生労働省が認めた高度な医療技術で、一定の条件を満たせば診察料や検査料などは公的医療保険の対象になる部分もあります。
- 自由診療:公的医療保険が一切適用されない治療で、治療費は全額自己負担になります。
つまり、先進医療は“条件付きで公的支援が受けられる高度医療”、自由診療は“完全に自己負担となる保険外医療”という位置づけです。
医療の選択肢が広がるなかで、「自由診療でないと受けられない治療」が増えていることが、この特約への関心を高める背景となっています。
がん保険における自由診療特約とは?
保険会社によって内容が異なる
がん保険を提供するすべての保険会社で自由診療特約があるわけではなく、2025年時点では一部の保険会社のみが提供しています。
今後、需要の高まりとともに各社が対応を進めると考えられますが、現在は「選べる商品が限られている」点に注意が必要です。
補償内容の特徴
多くの自由診療特約では、未承認薬や適応外薬での治療費を保障対象としています。
ただし、保険会社ごとに対象範囲や条件が異なるため、しっかりと比較検討が必要です。
- 治療費を全額保障するタイプ
- 一部上限付きで保障するタイプ
など、プランによって内容が異なります。
保険料はどのくらい?
自由診療特約は、比較的新しい商品であることから「5年更新」「10年更新」などで保険料が変動するものが多いです。
2025年時点では、加入年齢にもよりますが月々数百円程度で付加できるケースが多く、比較的手頃です。
ただし、今後加入者が増えれば保険料の上昇も十分にあり得ます。
自由診療特約の注意点
対象治療は保険会社によって異なる
自由診療といっても、すべての治療が対象になるわけではありません。
未承認薬や適応外薬の中でも、保険会社があらかじめ定めた範囲に限られることがほとんどです。
また、事前の申請や審査が必要になる場合もあります。
立替が必要なケースが多い
最も注意したいのは、多くの保険会社では治療費をいったん自己負担(立替)し、あとから請求する形式が多いという点です。
先に手出しが必要でここが一番のネックですよね><
加入時に確認しておくことをおすすめするよ!
。
どんな人におすすめ?判断のポイント
以下のような方には、自由診療特約の検討をおすすめします!
- がん保険の見直しを検討している方
- 最新医療や自由診療の選択肢も持っておきたい方
- 将来の安心感を少しでも高めておきたい方
最後に
自由診療特約は、まだ新しい特約であり、加入できる保険会社や治療内容には制限があります。
しかし、「もしものときに最善の治療を受けたい」「治療方法の選択肢を広げたい」という方にとって、
大きな安心材料になることは間違いありません。
保険の内容や特約の詳細について知りたい方、どんな保険会社で取り扱いがあるのか気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたの“いざというとき”を支える一助になれれば幸いです。